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http://blogs.yahoo.co.jp/kasiwazima12/24831144.html より引用しました。
今日は、会員が待ちかねた耐力実験日です。 高知県独自の構法に柱勝ち方式があります。通常は土台に柱を載せますが、 基礎の上場まで柱を下ろし土台を柱に差す構法です。 実験は高知県森林技術センターで行いますが、実験機器の都合で引き倒しの破壊に なりました。 試験体は左右別にしたものをシングル2体、ダブル2体(筋交い45㎜×105㎜)です。 壁倍率における全試験体結果は、筋交いプレート入りシングル圧縮強度3倍、引張強度 2倍です。筋交いダブル圧縮強度4.5倍、引張強度4.2倍でした。骨組みだけのデータです。 柱勝の足元は引きボルトで留める現行使用の実験です。引きボルトが有効に働いて 変形もなく思った以上に丈夫でした。これは地震による横揺れに効果があるでしょう。 (予算の都合上、込栓留め使用は見送りました) 最大圧縮が加わった時の筋交いは撓みの力で筋交いが破断しましたが、ホゾに打った 込栓のダメージは小さく骨組みには直接影響していません。 今回の実験では、金物使用を極力減らし込栓打ちなどの留めを推進したいのですが、 ボルト使用の安全性能も分かりました。当会員からは込栓使用での実験を希望する声が 上がりました。 本実験は部材での実験になります。 基礎全体や家まるごと実験できる施設は地元にはありませんが、 住まいの安全性を追及するなら伝統構法実験は必要でしょう。 企業独自の仕様が氾濫するなかで、私たちも資金面からお客様に伝統構法の 安全性能を伝える努力を疎かにしてきました。 このようなデータと合わせて伝統構法の良さを伝えることが大切です。 技量に驕ることなく・・・。
by tikaranoaruie
| 2011-01-29 15:48
| ・土台勝ちから柱勝ちへ
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